2012年6月16日 前橋の芸術文化施設 運営検討委員会主催による公聴会(タウンミーティング)に出席するにあたって
前橋市長選のあと
運営の再検討に入っていた前橋の「びじゅつかん」について
みなさんから意見を聞く
タウンミーティングが本日、開催されます。
bonmediaは
芸術文化施設運営検討委員として
これまで三回、委員会に参加してきましたが
基本的なスタンスとしては
・前橋市における美術館基本構想、基本計画を尊重すべきである
・アートを主軸に、前橋並びにぐんまのポテンシャルを示す場であってほしい
・あらゆる作品づくりのコラボレーションによって、世界に表現できる新たな芸術のカテゴリーもしくはメディアを生み出す場であってほしい
というものです。
委員会の委員のみなさんの意見は大きな方向性としては
同じ方向を向いていると思います。
ただ、細かい部分、具体的な部分となると
三回の会議ですから
まだ集約されてはいませんし
どこまで集約する必要があるか、それはそれで
まだ検討しなければいけない段階だと思います。
なので、本日のタウンミーティングは
委員のほうも
現状進んでいる工事はそのまま継続する。
芸術文化(それもアート主体)を生かした施設とする。
という方向性は一致していますが
すべてが一枚岩でのぞむわけではない段階です。
施設の呼称についても
委員会として今後提示することが検討されていますが
たとえば
bonmedia自身は、現段階では
「まえばし・びじゅつかん」でいいのではないかと思っています。
ただ、今日のタウンミーティングで出される意見を聞いたり
今後(といってもあと一回ですが)の委員会で検討する中で
我々の夢にとって
もっとふさわしい呼称があるなら
模索してみたいと思っています。
ちなみに演劇人としてのbonmediaは、演劇に特化した専用のホールが前橋に必要であるかどうかという議論は、今回の芸術文化施設とは別の議論が必要だと思っています。
けして、もう練習する場所も発表する場所も十分あるから、演劇のホールはいらない、というスタンスではありません。
今回の「まえばし・びじゅつかん」はアート主体で、あらゆるジャンルとのコラボによって、
新しいジャンル、新しいメディアを生む場であってほしい。
そこに演劇人が果たせる役割も十分あるだろう。
そしてそのことは、すでに、前橋市の美術館基本構想に含まれていたとbonmediaはとらえています。
感心のある方は、どうぞ、本日の公聴会(タウンミーティング)へ
bonmedia
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