2017年3月25,26日アーツ前橋で身体ワークショップがあります。
アーツ前橋 「身体拡張ラボ」開催のご案内
アーツ前橋では、県内の様々なジャンルの身体表現を行っている方々と一緒に、2017 年の秋に身体表現の公演を実施する予定です。それに向けて、県内で身体表現を行っているより多くの団体や個人の方々を対象に「身体拡張ラボ」を、下記を目的に開催します。
表現の分野から自由になり、その根底にある「からだ」や身体感覚のことを考える場を作ること。
ここでは、様々なゲストによるワークショップやレクチャーを通してカラダや身体感覚について深く体験し考えていきます。「ダンス」や「演劇」などの表現分野から自由になり、カラダを通して考えたり、動いたりすることは、自分自身の表現に新たな気づきを与えてくれるとともに、他の分野とのコラボレーションなども可能にしてくれます。
つきましては、ぜひ今回の「身体拡張ラボ」に参加いただくとともに、お知り合いで身体表現をやられている方、興味のある方にもお知らせいただければ幸いです。これを機に、県内で広く身体表現を行っている方々が定期的に集まる場が生まれればと思います。
第1回 身体拡張ラボ
ジャワ舞踏家の佐久間新さんと、声のアーティストである山崎阿弥さんをお呼びします。
佐久間新さんは、自身の奥深くにある感覚への気づきをもたらしてくれるとともに、その
感覚をベースに自分以外のものとの距離感を感じるようなワークショップです。また、山崎阿弥さんは、日常的に発している声を通し、それに呼応するカラダの動きや振動をテーマにしたワークショップです。
日 時:2017 年3 月25 日(土)13:00~17:00、26 日(日)10:00~17:00
場 所:前橋市芸術文化レンガ蔵、前橋プラザ元気21、アーツ前橋スタジオ(予定)
対 象:プロ・アマ問わず、身体を使った表現をやられている方。
※原則2 日間参加できる方を優先します。
定 員:20 名
ゲスト:佐久間新(ジャワ舞踏家)、山崎阿弥(声のアーティスト)
プログラムディレクター:山賀ざくろ(舞踏家、演出家)、
武藤大祐(ダンス批評家/群馬県立女子大学 准教授)
申込・問合せ:アーツ前橋 E-mail: artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
プログラム案(2 月22 日時点)
※プラグラム内容、時間、場所は変更になる可能性があります。
3 月25 日(土)
時間 内容 講師 場所
13:00~14:00 イントロダクション 参加者全員 前橋市芸術文化レンガ蔵
14:00~17:00 ワークショップ1 山崎阿弥 前橋市芸術文化レンガ蔵
18:00~ 交流会 希望者 未定
3月26 日(日)
時間 内容 講師 場所
10:00~12:00 ワークショップ2 佐久間新 アーツ前橋スタジオ
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 ワークショップ3 佐久間新 アーツ前橋スタジオ
15:00~16:00 トーク(映像を見ながら) 佐久間新、山崎
阿弥、山賀ざくろ、武藤大祐
アーツ前橋スタジオ
16:00~17:00 2 日間の振返り 全員 アーツ前橋スタジオ
17:00 終了
■ゲストプロフィール
佐久間新
ジャワ舞踊の公演と指導。即興ダンスのコラボレーションや他ジャンルのアーティストと
の共同制作。障がいある人、ホームレス、高齢者、学校に行かないことを選択した親子な
どマイノリティの人たちとのダンスワークショップや公演。障がいある人のアートセンタ
ーたんぽぽの家や大阪大学CSCDでは、ダンスワークショップやそこでのことをことばにす
る試みを継続的に行っている。一昨年は、オーストラリアと日本で高齢者、障がい者、ア
ーティストと映像作品制作を開始。音楽とダンスのバンドRSQを主宰し、ライブを展開中。
最近の主な活動に、「瓦の音楽プロジェクト」「白い光(Minoh no Mori Art Walk)」
「カエルオールナイトピクニックin群馬」「Troika Film Project」などがある。
https://shinsakuma.jimdo.com
山崎阿弥
愛媛県生まれ。東京都在住。ソロとしての即興的なヴォイス・パフォーマンスや、音楽家
やダンサーとのコラボレーションなど、「音」をめぐる多様な表現活動を行う。主な展覧
会は、「Exchnageー種を植える」(青森公立大学国際芸術センター青森、2013年)、「Tokyo
Experimental Festival vol.9」(トーキョーワンダーサイト本郷、2014年)、「第4回
500m美術鑑賞」(札幌大通地下ギャラリー500m美術館、2016年)。
http://amingerz.wix.com/ami-yamasaki
■プログラムディレクター プロフィール
山賀ざくろ
舞踊家・演出家。たまに歌手・俳優。『~次代を担う振付家の発掘~トヨタコレオグラフ
ィーアワード』最終審査会ノミネート(2006 年・2008 年)。アーツ前橋内覧イベント『WALK
あるくことから はじまること』パフォーマンス総合演出、同グランドオープンのセレモニ
ーで披露された合唱曲『カゼイロノハナ』の作曲等(2013 年)。近年は『伊香保アバンギ
ャルズ』のプロデュース、演劇作品『ヤマガタヤマガ』の上演など、地元の舞台芸術シー
ンに静かに浸食中。
武藤大祐
20 世紀のアジアを軸とするダンスのグローバル・ヒストリー、および振付の理論を研究。
共著『Choreography and Corporeality』(Palgrave Macmillan、2016 年)、『バ
レエとダンスの歴史』(平凡社、2012 年)、論文「アーティストが民俗芸能を習うという
こと」(『群馬県立女子大学紀要』第38 号、2017 年)など。三陸国際芸術祭プログラム
ディレクター(海外芸能)。
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